小児歯科治療、痛くない虫歯治療、ドックベストセメント治療法
入間市で歯周病治療に力を入れている水村歯科医院です。
自分のお子さん、子供達はあと1月余りで新入生、新しい学年のスタートです。
毎年4月になれば、学校医の私は小学校に歯科検診に行っていました。全ての生徒の口腔内を検診する為、色々な事が判ります。その事を含めて簡単にお話します。
私のクリニックに来院されるお子さんの多くは、歯科医院に恐怖心や不信感を持っている事が多いです。
そんな子達を治療するのは容易ではないですが、私は開業前に小児歯科専門の研修施設で研鑽していたので、大変だと思った事は一度も
ありません。一般歯科医院で対処出来ないこども達を多く治療出来た事が良い経験になっているんでしょう。
むしろ、手に負えないお子さんの方が治療後の充実感があります。
簡単に例をあげます。
私のクリニックに入る前から号泣し玄関に寝てしまい、入ろうとしない子がいます。お母さんも困ってしまっています。
しかし、ユニット(治療台)に一人で座らせ私から冗談を話します。
出来ない子は軽い練習でその日は終わりにします。ただ大事な事は、本人が泣いていても約束は守らせることです。次回はここまでするから
ねと。「先生も頑張るから、・・ちゃんも頑張ろうね」 と、言って聞かせます。
なぜ泣いて言う事を聞かないと言うと、ただ単に本人のわがままだけなんです。歯科診療に恐怖心を持っている事もありますが、泣いて暴れれば治療しないで帰れる、お母さんが助けてくれ
ると思っているんです。それを理解しているからこそ、私のクリニックに入間市近郊、狭山市、所沢市、飯能市等から先日は渋谷区などの都内から多く来院されるんでしょう。
重要な事はその子と私の信頼関係をどう築けるかです。言葉ではなく、私はその子が水村歯科医院に入って来た時から見て感じているんです。
これは長年の貴重な経験だと、常づね感じています。
もう一つの大事な事があります。
それは、お母さん始め両親家族のお子さんへの接し方です。(治療日当日の朝から治療後の帰り道までの行動と言動です)
私のクリニックに通っているお母さんは、もうどんな接し方をすれば良いかはご存知でしょう!
この事が上手くいっているからこそ、2回目に来院した時、ユニットに泣きながらでも自分で座って口を開けてくれます。
そんな姿を見るたびに、この子は頑張っているんだなあと思います。
治療が終わり、リコールに移行する時には、「もう来れないの?」 「また来たい」 「また来るね」 と言って帰って行きます。
小児歯科治療には子供の歯科治療以外にも重要な要素に、繊細さが必要です。