歯槽膿漏と菌血症
菌血症とは、細菌が一過性に血管の中に入り込む事ですが、健康な人であれば1時間以内に細菌はいなくなります。
歯肉縁下の歯石除去(スケーリング、ルートプレーニング)を行うと8~79%の確率で菌血症が生じると報告されています。
歯周ポケット内に存在する細菌が、歯石除去中に歯肉の毛細血管を介して血液中に入り、全身を巡ります!
歯肉縁下の歯石除去により、高い頻度で菌血症は生じますが、健康な人であれば問題ありません。
心疾患のある人や、未治療の糖尿病患者さんなど抵抗力が低下している人では、重篤な影響を及ぼす可能性があります。
以前のブログにも書きましたが、低体重児出産や、早産もそんなところで影響があるでしょう。
歯周病ない、虫歯ゼロの健康な口腔状態をつくる様に、口腔ケアーをして下さい。
歯周病治療専門、審美歯科専門の水村歯科医院としては見逃せないところです。