長期歯周病治療で目覚ましい回復を遂げた患者さんの１症例

入間市で歯周病治療に力を入れている水村歯科医院です。

３年前に奥歯がグラグラして痛くて噛めなかった。数件の歯科医院で診てもらったが全てで歯を抜かなければ駄目ですと言われたが、歯を抜きたくないと云う事で、入間市で開業している私のクリニックに来院された患者さんです。

診察してみると、前の先生の言った通り抜かずに治療するのは厳しいと判断しました。

しかし本人は歯を残して欲しいという事で、最後の砦で水村歯科医院に来られたのです。

希望は薄いですが、頑張りましょうという事を了承されたので、引き受けました。

光殺菌システムペリオウェイブを併用し、私の知識、技術を駆使して治療にあたりました。

その間には、虫歯治療等の他の処置も行いました。

歯の揺れ（動揺）が消失し、しっかり嚙めているので、念のためレントゲンを撮りました。

骨の３壁性欠損の治療（骨の再生）には、人工骨や自分の腸骨移植等、大学病院等での高度治療が必要なのです。

当然、外科的侵襲や術後苦痛が伴います。

しかし、入間市で開業している私のクリニックでは、上記のような治療無しで骨の再生に成功したのです。

ここ１年は月１回の通院でしたが長期にわたって通院し、自宅では指導したブラッシングを守って頂いた成果ではないでしょうか。

地方に転勤の為今回で終了ですと話したところ、飛行機でメインテナンス来ますとの事でした。

嬉しい限りです。有難うございます。

一番右の歯が初診です。黒い部分が広範囲にみえますね。これは歯槽骨が広範囲に消失している証拠で、支える骨が無いのでグラグラです。

一番左の歯が３年後のレントゲンです。黒い影が無く全体的に白くなっています。骨が出来た、再生したという事です。当然、歯の揺れはありません。奇跡に近い状態です。