カウンセリング重視
カウンセリング重視。ご自身のお口の状態をシッカリと説明します
多くの患者様は治療中、「大丈夫ですか?」と尋ねると、「大丈夫です」とお答えになります。しかし、本当にそうでしょうか。なかには痛いのに、我慢されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当院では、言葉にできない患者様の気持ちを汲み取るために、時間をかけてカウンセリングを行います。お口の中を直接、カメラで全体を見て確認してもらい、さらにレントゲンをとって見えない部分の状態も患者様と一緒に確認します。その上でご希望を伺い、最適な治療方法を提案します。
患者様は私たちの前では本当のことを言いにくいものです。緊張もしていますし、もしかすると気を使って、うまく言葉にできないのかもしれません。だからこそ、カウンセリング中は私たちが患者様の気持ちを汲み取り、何を希望しているかを察するように心がけています。
5年後、10年後を見据えた治療の提案
カウンセリングでは、たとえば「右の奥歯が痛い」という患者様がいたら、どんな痛みなのか、いつ頃から痛むようになったかなど、詳しくお伺いします。その後、最適な治療法を提案するのですが、当院ではその際、5年後、10年後を見据えた治療を提案しています。
悪くなるたびに対処するのではなく、悪くなりづらく、長持ちする治療が、長い目で見て患者様の負担を減らすことにつながります。保険治療の場合はできることに限界がありますが、再び悪くなったときでも対処しやすい状態を維持できるように努めています。