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紅葉と富士山

もう紅葉も終わりかけでしたが、間に合いました。
四か月前に登頂した富士山を見ると、あのルートで登ったんだと以前とは富士山をみる思いが違います。
また来年も頑張ろうかな？

早く確実な根管治療

歯の中の根の治療は、中々患者さんには判らないものです。根の治療が出来ていなくても判らない事が大半です。またここ数年でニッケルチタンファイル（根管治療に使う器具）の改良や薬の発展により大幅な診療時間の短縮が出来、そのシステムを使えば臨床成果があがります。今回は日本大学の松島教授のもとで、その歯内療法学会での最前線の知識とスキルを学んできました。
なぜかと聞かれれば、患者さんが判らないまた見えないところを、自分の出来る範囲で良い治療法をして挙げたいと考えたからです。
私は思います。知識があっても、腕、技術が伴わなければ意味がありませんよね！またその逆もしかりです。

歯根破折

私のクリニックでは最近歯を抜きたくない、出来るだけもたせて欲しいと希望する患者さんが多くなっています。虫歯や歯周病で歯を抜く（抜歯）ことが多いと思っているでしょうが、それ以上に根が割れる、歯根破折が原因で抜歯することの方が多いんです。虫歯や歯周治療法の発達により抜かずに治療出来る（保存療法）が確立していますが、歯根の垂直的破折に適切な治療法がないという事で抜歯されるケースが増加しています。
私もそんなケースに遭遇すると抜歯していましたが、疑問に感じて北海道大学口腔健康科学講座　歯周歯内療法学分野の菅谷准教授の指導のもと、今では、幾つかの方法を使い分け、垂直破折歯の保存療法に努めています。