漢方薬をしようした歯周病治療
おはようございます。
最近の歯周病治療はプラークコントロールだけではなく、糖尿病、喫煙、食事など多方面からのアプローチ(治療)がなされるようになってきています。
西洋医学的アプローチに加え漢方薬を応用するようになってきました。
難しくなってしまいますが、歯周病治療に対し生体因子(患者さん、その人)アプローチする事があまりありませんでした!
生体因子とは、年齢、人種、歯の数、歯肉溝浸出液成分、糖尿病などです。
現代の歯周病治療に対するウィークポイントは全体的な環境視野、生体因子あたりにあると思います。簡単に説明すると、スケーリング歯石除去や、ブラッシング指導などでプラークを除去し歯周病菌を減らして歯肉、歯茎を改善する事です。
東洋医学では、宿主を中心に病気をとらえています。
40歳以上の80%が、なんらかの歯周疾患に罹患していると言われています。それは東洋医学的バランスが色々な方向に傾いてしまった為に、体の抵抗力が落ちて歯周病に罹患したと思われます。
私のクリニックでは、漢方薬を歯周病の患者さんに応用しています。
体質改善をする事によって、結果的に歯周疾患を治すという事です。