顎関節症の診断と治療法、顎が痛い、口が開かない、歯周病治療

埼玉県歯科医師会学術委員長の為、埼玉医大医学部教授の依田先生にお願いし「歯科医院で行う顎関節症の診断と治療」について講演して頂きました。
大学を卒業して臨床研修医時代、20年以上前に学んだ内容と最先端医療の情報の進化を再確認出来、大変参考になり、また私のクリニックでの顎関節症治療に間違いがなかった事を確認出来、良い学びが出来ました。
顎関節症をTMJと略します。
顎関節症とは何でしょうか?簡単に説明します。
顎関節やその周囲の筋肉の痛み、関節の雑音、顎の運動異常などの症状が起きた物を言います。
口が開かない。あごがじゃりじゃり音がする。顎が痛いなどの症状です。口が曲がって動く。
一般的に顎関節症ではない症状を教えます。
刺す痛み、激痛がある。耳の辺りが腫れる。安静時痛くない、などです。
TMJの90%は改善します。6ヶ月で改善がみられなければ治療は中断します。
15%はTMJではないのに、治療しているらしいです。
診断はTMJを4タイプに分類しそれぞれに治療法が異なります!
診断が正しくタイプも分類出来れば、治療法も確立している為、良い結果が得られるでしょう!
気をつけて下さい!!
TMJで症状改善を目的とした咬合調整(歯を削る事)は絶対に許されないことですから。一時的(その日)に良くなっても根本原因は改善されていません。いずれ大変な事になります。
患者さんに、この歯が高い気がすると言われ診断検査無しにそこを削ってしまう事です。
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