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虫歯予防、おとなの虫歯ケア、歯周病治療、注意点
皆さんの歯にも危険ゾーンが出てきていませんか?
歯ぐきが下がって歯の根元がちょっとでも出てきていたら虫歯になりやすく危険です。
危険ゾーンはエナメル質が無く溶けやすく(エナメル質は歯を虫歯から守るよろいの様な物)、食べかすが貯まりやすい、磨きにくい。
危険ゾーンは40歳くらいからじわじわ拡大し50歳過ぎると危険ゾーンは急激に増えます!
要注意のチェック項目を挙げておきますから、毎日のケアで虫歯予防、歯周病予防を心がけましょう。
歯ぐきが下がっている
甘いものをよく食べる
アメをよく舐める
薬を飲み続けている
口が渇きやすい
歯磨きが苦手
食事の時間が不規則
歯周病と診断された事がある
本日の患者さん、歯周疾患、歯槽膿漏、歯周病治療とは
いつも沢山の患者さんが遠方にもかかわらず来院されるますが、最近、重度の歯周病、歯周疾患の方が目につきます。
なぜ、ここまで進行してしまったのか、話しを聞いてみるとなるほどと、感じることが多いです。歯科医院に行っていない訳ではないのです。
皆さんあきらめが半分という感じで来院される患者さんが多いです。今でも遅くありませんよ!でもあと5年早く私のクリニックに来ていれば良かったですね!と、話す事があります。私はちょっと悲しくなります。ただ嬉しい事の方が多いですね。
今日の患者さんもそうですが・・・
今日の患者さんは6ヶ月以上前が初めての来院でした。
黒い歯石だらけで、グラグラの歯が沢山あり自然に抜けてもおかしくない状態でした。
私の以前のブログにも色々な内容で書いてあるので、個々の治療方針、治療法は省略しますが、今では歯ぐきからの出血は全く無く、グラグラしていた歯は骨が出来て揺れが全く無い状態にまでなりました。抜けた歯、抜いた歯は一本もありません!
その患者さんと話したのですが、よく、家で一生懸命に磨きそして、6か月間私のクリニックに通ってくれましたねと!
途中で私のクリニックの治療方針や考え方に共感出来ず、来院せずにまた以前のような苦しい状態に戻る患者さんでなくて良かったですね!
なによりも一番、本人が感謝し喜んでいる姿が印象的でした。
私のクリニックでは、特に高度な歯周疾患、歯周病の患者さんほど、それらに対する意識が低い事が多いので、まず歯周病治療に対する意識、デンタルIQを高めていく努力もしています。今の状態になったのは、私のクリニックに来なかったからではなく、あくまでも自己責任である事を自覚して戴きます。歯周病に最終日はありませんが、きりの良いところでリコールになって終了します。私のクリニックに最後まで通った全ての患者さんは歯周疾患は良くなり健康に帰られます!
今日も患者さん達の表情から、噛める喜び、噛めた喜びが伝わってきて嬉しいかぎりでした。