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重度の歯周病に審美歯科治療を併用した1症例

   

私のクリニックには、歯周病、歯周疾患で悩み状態が悪化した患者さんが、入間市駅から徒歩圏ですが、入間市だけではなく狭山市、飯能市、所沢市等遠方から患者さんが多く来院されます。
例えば10年以上歯医者に行っていない。当然、口の中は予想以上です。(悪化しています)
他院に通院しているが、全然良くならない等、様々です。
他院で歯を抜かないとダメと言われて来院される患者さんは特に多いですね。

全ての患者さんに同じように出来るわけではないですが、歯を抜かずに噛めるようになった患者さんに感謝される事多々あります。

まず初診で来院された時、患者さんよって色々な理由がありますが、歯科、健康に対する意識が低い事を、変える必要があります。
素直に聞いてくれる患者さんばかりではありませんから、大変です。私についてきてくれた患者さんは良い結果が多いです。

必ず言う事があります。

自分の中で歯(身体)の健康の優先順位をどこにもっていくかですと!

例えば、仕事が忙しから、引っ越ししたから歯医者に行けなかったと言ったりしますが、症状が出てからではかなり悪化しているんです。
癌やインフルエンザにかかれば、仕事等休んででも病院に行きますよねと。定期検診等は今日盛んになっていますよね。これが優先順位なのです。
歯ブラシで血が出るとします。これって人と握手したら手のひらから血が出るのと一緒ですよと!これが口の中で起きているんです!
何故か、口の中だと悪くなっていても気がつかないし悪いと感じない事です。

入間市駅近くで開業している私のクリニックではこの優先順位をあげて貰う様に頑張っています。

しかし、これは一言ではいえないくらい大変な事と痛感する事、しばしばあります。

写真の患者さんも遠方から続けて3年以上通院してくれています。
他院で抜かないと駄目だと、言われて私のクリニックに来ました。
その時に抜かないと駄目と言われた歯、3本とも今現在、抜かずに噛めているとのことです。

私のクリニックに来て良かったと言ってくれ嬉しいかぎりです。
当然、歯周治療が良好な結果が得られたところで、審美歯科治療に移行し上の前歯のかみ合わせを含めたエステティックを施行しました。
歯周治療は継続して行いながらの審美歯科治療です。

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口腔ケア、歯周病、口内炎等に対する漢方薬療法のアプローチ

   

先日、日本口腔内科学会にセミナーに参加し、口腔漢方認定医を取得してきました。

現在、口腔ケアの概念が歯科医療に定着し、漢方を導入するドクターが多くなっています。

実際、臨床の場で口内炎、口腔乾燥症、抜歯後疼痛、歯周組織炎、口臭症、味覚障害などに漢方が有効な場合があります。

顎関節症、扁平苔癬」、舌痛症など西洋医学的アプローチでは症状改善が困難な症例にたいして漢方薬が改善効果をもたらしているのも、事実です!

口腔疾患に対しどの様な漢方薬が使用されているか列挙してみます。
下記のほかにも、その患者さんの証が違えば漢方薬も違ってきますからその点は注意して聞いて下さい!
使用頻度が高いものをあげてみます。

口内炎は半夏瀉心湯や黄連解毒湯、口腔乾燥症は白虎加人参湯や麦門冬湯、舌痛症は加味逍遥散、歯周病、歯周疾患には排膿散及湯や黄連解毒湯、口腔内の不定愁訴に加味逍遥散が有効と考えられています。

間

歯周病、歯周疾患のリスク

   

おはようございます。

12月というのに、木曜日といい今日も良い天気で気分も晴れやかになりますね。
セロトニンの分泌が盛んになるんでしょうね。

人の事には気づいても、自分の事だと気がつかない。

歯周疾患、歯周病もその一つだとは思いませんか?

ほとんどの人が知っている歯周病。

でも、ほとんどの人が自分は違うと思っている歯周病。

私は若いから、何も症状が出ていないから、そんな風に他人事のように捉えているあいだに、サイレントキラーはじわじわと広がってきています!

入間市で開業している私のクリニックでは、歯周病に限らず、お口の健康を守る為に一番大切なのは、何より患者さんの積極性ですと話して理解して頂いています。

私のクリニックには特に歯周病に悩み苦しみ来院される患者さんが特に多いです。

その人達を中々難しいのですが、歯周病がヒトゴトになっている患者さんにジブンゴトにしてもらう様々なアプローチ行っています。

そして、通院を終え、メインテナンスに移行してくれる沢山の患者さんの笑顔が、私にとっては嬉しいかぎりです。

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