口腔外科治療、下顎埋伏智歯の抜歯
下の親知らずが痛いと来院されました。
3ヶ月も以前から腫れを繰り返し、時々痛みも出たらしいです!
時間的な問題等があり、急きょ親知らずを抜く事にしました。
私は大学歯学部卒業後に今で言う、インターンシップ卒直後研修機関に在籍し色々な研鑽を積みました。
その一つの分野で口腔外科の患者さんの症例も沢山、歯を抜きました。
私が執刀医で指導医の先生が助手につく形で、県内全域からの難しい症例の患者さんを数多く治療しました。(メインは歯を抜く事です)
専門医ではありませんが、他の歯科医院で大学病院で抜いてくれと言われて、入間市駅の私のクリニックに来院された患者さんの抜歯をする
機会が多いです。
この患者さんは大学病院で抜く様な難しい症例でした。
根が太く骨が固い、歯ぐきが腫れ出血しやすく、麻酔が効き難い。最も難易度を高めたのは、顎が外れやすい。(力を加えると顎が外れる為
力を使えない)
炎症を抑えた後日、抜歯が理想でしたが、事情があり本日、施行しました。
術前、私が描いたシナリオ、処置計画通りに順調に歯を抜く事が出来ました。
患者さんは全然痛くなく、早く抜けて良かった。怖かったけど感動し安心したとの事でしたが、次回は反対の親知らず抜いて欲しいとの事で
した。