口腔乾燥症、ドライマウスの診断と治療
先日は、抗加齢学会の分科会で認定医の更新をし、ドライマウスについてのセミナーに参加して多くの学びがあり、患者さんに還元出来れば
と考えています。
口腔乾燥を自覚している人(重度、軽度を含め)は人口の14%で約1180万人います!
それ以外に、特にケアはしてない人は3000万人います!
ドライマウスは唾液が出ないことですが、唾液の役割を簡単に話します。
1 抗菌作用 傷を修復する、細菌の繁殖を抑制する
2 粘膜保護作用 粘膜に潤いを与える
3 成長因子 粘膜を治す。神経に直接刺激して認知症を改善する等
4 消化作用 食べ物と混ざって胃での消化吸収を助ける
ドライマウスの原因を話します。
老化、糖尿病、シェーグレン症候群、腎不全、更年期障害、ストレス、筋力低下、薬の副作用などがあげられます。
これらを消去除去出来れば、今以上に改善されるはずです。
詳細は来院されれば直接話し説明しますね。
例えばです。 糖尿病や高血圧で薬を処方されていると、説明書に副作用で口腔乾燥が書かれている事が多いです。閉経後の女性は唾液分泌
量が減少しています。
病院が特に病棟が臭いの知っていますか。
これは尿や便ではなく、入院患者の口臭なのです。その事も含め、ブラッシング指導、口腔ケアー、歯周病治療、歯槽膿漏の予防が重要なん
です。