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睡眠時無呼吸症候群、いびき改善、歯周病治療の併用
めっきり気温が下がってきました。
所沢市、狭山市、入間市の呼吸器内科の病院からの紹介が多いですが、睡眠時無呼吸症候群の診断を受けた患者さんにマウスピー
スを作って欲しいとの依頼されます。
正常呼吸時に人は鼻から息を吸い、咽頭を通過した空気が肺に入ります。ところが鼻腔や咽頭に気流の通過障害があれば、口呼吸
となりやすく、いびきをかく原因となります。
舌根が重力で落ちて気道を完全に閉鎖してしまえば呼吸が停止して非常に苦しくなり、苦しそうに呼吸を再開します!
こういった事を一晩中繰り返す為、深い睡眠が得られず、昼間眠気を訴えることになるのです。
呼吸の流れを妨げる要因を載せておきます。
鼻炎があって鼻の通りが悪い。扁桃腺が大きい。舌が大きい。下顎が小さい。首の周りが太い。気道を支える筋肉が弱い。飲酒や
睡眠剤による筋弛緩作用も悪影響を及ぼします。
入間市駅から徒歩圏の私のクリニックには沢山の紹介患者さんが来院され、全ての患者さんがいびきが無くなり、夜一度も起きず
に朝までゆっくり休めたと感謝していました。
歯周病治療の後にスリープガードを作っていきます。
簡単に説明したので詳細が聞きたければ、遠慮なく来院下さい。
歯周病の3大要因、侵襲性歯周炎ハイパーレスポンダー
歯周病の3大要因は、細菌(歯周病菌)、患者自身(年齢、性別、免疫応答、炎症反応、遺伝要因)、環境(喫煙、ストレス、食生活、栄
養)の相互作用で起きる病気です。
ハイパーレスポンダーはこの3つの要因の相互作用にとても過敏に反応するタイプで、進行が早い歯周病につけられる病名で、侵襲性歯周炎
と言われます。
侵襲性歯周炎は炎症性サイトカインを多量に放出して、炎症が急激に進行し骨破壊に至る事です。(歯が急激にグラグラしてしまう事です)
若年者に多いハイパーレスポンダーの患者さんはきちんと歯磨きをしていますが、歯肉が極度に腫れています。
治療によって歯周ポケットをなくす事が出来れば、歯周病の進行を止める事ができるのです。
これは、ポケットをなくす事で、炎症性反応を引き起こす嫌気性菌が棲息出来なくなるからです。
本当に歯周病治療は重要であなどってはなりません。
自分の歯で、硬い物まで噛めて食べれる事は、幸せではないでしょうか。
こんな願いを多くの患者さんから聞いて、入間市駅から徒歩圏の私のクリニックでは、スタッフ全員で頑張っています。
鵜の木、笹井、広瀬、野田、双柳方面からの頻度が多いです。