院内感染予防対策、スタンダードプリコーション、コロナ対策

入間市で歯周病治療に力を入れている水村歯科医院です。

今年は予定していた学会出席や講習会、セミナー等が中止になりリモート中心になりました。

先日は、MOOGAを使い院内感染予防対策の講習会を拝聴しました。

主にコロナ対策でしたが、最新の情報が得られ、2回も聴いてしまいました。

その時の内容をいくつか話します。

院内感染とは、入院中の患者が病院内で新たな微生物に感染した場合を言います。医療従事者が業務に関連して罹患した感染症も含みます。

最近注目されている院内感染は、急増する易感染性患者にみられる日和見感染と血液媒介ウィルス感染です。

私のクリニックでも意識している標準的予防策スタンダードプリコーションは、血液感染だけでなく、その他の病原体による感染の危険をも減少させる事です。

血液、すべての体液、分泌物及び排泄物、創のある皮膚、粘膜を感染性であるとして取り扱うという概念で対応する事なんです。

コロナウィルスは人での風邪の原因で、成人が発症する風邪の10~15%程度を占めます。

これらの他に2002年のSARS(中国広東省から広がった重症呼吸器症候群)の原因菌のSARSコロナウィルス、サウジアラビアのMERSコロナウィルス、計6種類のコロナウィルスが人に感染します。

新型コロナウィルス(2019-nCov)は人に感染する事が明らかになった7番目のコロナウィルスなんです。

AIDS(エイズ)は以前は、発症すると3年以内に75%が死亡し最終的には全例が死亡しました。

今はHAART療法は安定期まで持っていければ、ほとんど死亡する事はなくなりました。

新型コロナウィルスも近い将来その様になるでしょうから、正しい知識で対応する事が重要です。

患者さんに良く話す事なんですが、医療に100%はありませんが医療は科学なので、正しい知識で対応し診断できれば必然的に良い結果が生まれるんですと。

私のクリニックでは歯周病治療、審美歯科治療、虫歯治療、入れ歯治療、抜かない治療等全ての治療に上記の事を考えています。

最近セカンドオピニオンの患者さんが所沢周辺、狭山、飯能等多く来院されます。

2020.10.5

 

保険医

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