健康寿命、高齢者歯科治療、歯科訪問診療、口腔ケア、口腔リハビリ、歯周病治療
入間市で歯周病治療に力を入れている水村歯科医院です。
先日、ZOOMセミナーを受講しました。
健康寿命を伸ばすために歯科の果たす役割は重要なんです。
コロナ渦のもとで外出自粛生活の中でフレイル状態が悪化しています。
学会、新聞記事、メディア等でいつも取り上げられて、患者さんに言っているエビデンスがあります。
口から食べる事の素晴らしさ、身体に元気がもたらされる事、困難でも口から食べる事が命をつなぐことになる事です。
入院すると安静、禁食、義歯をはずされ口元はたるみ乾燥し舌も動かなくなる、口の廃用、衰えが早くなります。義歯を入れないと口唇は内側に入ってしまうので、口腔周囲筋のストレッチ、唾液の分泌を促す事で口は再生します。
ご存知かと思いますが、口腔ケア(口の中を綺麗にする)をする事で、インフルエンザの発症率は十分の一に減少します。
新型コロナウィルスも同じではないかと考えています。
認知症高齢者では、自分の歯もしくは入れ歯で、かみ合わせが出来ていれば、そうでない高齢者(入れ歯無い、自分の歯で噛めて無い)と比べ転倒率は四分の一に減ります。
高齢者は様々な病気で医療機関を受診しますが、本人も家族もかむ事の大切さの意識が乏しいんです。
噛むことの効用を話します。
脳の三分の一を刺激し認知症の予防になります。
唾液から出る酵素の働きにより消化吸収が良くなる。
若返り効果もあります。
しっかりと噛むことは口腔機能の維持、向上につながります。
フレイルとは、歳をとって心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながり)が低下した状態を言います。
多くの人が健康状態からこのフレイル段階を経て、介護状態に陥ると考えられています。
80歳で20本以上歯が残っている人と比べ、1ヶ月の医療費は、自分の歯が1本も無い人が1万4813円高かったのです。
歯が沢山残っている人ほど、医療費が安く病気になりにくいのです。
入間市で歯周病治療に力を入れている私のクリニックでは、その事をスタッフ一同、肝に銘じ頑張っています。
歯周病治療、痛くない治療、削らない虫歯治療、噛める入れ歯治療、審美歯科治療、優しい治療、健康寿命を伸ばしましょう。