世帯年収による虫歯、歯槽膿漏の格差、痛くない治療、削らない虫歯治療
入間市で歯周病治療に力を入れている水村歯科医院です。
ある記事を読み、色々と思うところがありました。抜粋して載せます。
年収と健康には因果関係があると、近年様々な研究によってそんな事実が明らかにされてきた。格差が広がる日本でも問題視され始めた健康格差が今、新型コロナウィルスの影響で深刻化している。残酷なまでに広がりだした命の格差がある。1000人調査で判明した「歯」の格差。
世帯年収300万円と1000万円での違いを比較する。
建設業で働く40代男性のケース。不規則な労働時間により10年以上受診の中断を繰り返し、上の歯が全て虫歯になり、歯の形がほぼ残っていない。
高額な矯正治療を諦める親が多くいる。
年収による健康格差は「歯」にも表れる。
世帯年収300万以下と1000万円以上の男女500人(40~59歳)に実施した健康に関するアンケート結果でも、世帯年収300万以下の層の方が、虫歯や抜けた歯が多くなった。
下記の写真を参考にして下さい。
民医療連歯科部長は虫歯の数は収入や家庭環境に左右されやすいと言っています。
虫歯がひどくなればなるほど治療費も通院回数も増えます。しかし、収入はもちろん仕事が休めるかといった就労環境がダイレクトに影響する為、受診が難しい事も事実です。同様に育った家庭環境の差も大きい。親が歯科医院に行く習慣がない家庭で育てば、子供も行く事は難しいでしょう。不規則な生活も虫歯になりやすい環境と言えます。
さらに虫歯だけでなく歯並びにも収入による格差が生じるという。
例えば子供の矯正治療です。学校検診で歯並びを診断されても、歯の矯正は保険が利かないため治療費が高額なので金銭面で諦めてしまうケースが多いです。