国民 皆歯科健診実現へ
入間市で歯周病治療に力を入れている水村歯科医院です。
国民全員が生涯を通じて定期的に歯科健診を受ける事の実現に向けて歯科口腔保健推進法の改正案が、国会への提出するとの報告がありました。
歯の病気の予防について(健康寿命の延伸)、国民の責務(生涯ににわたって歯科健診を受ける)と言う内容です
国や地方自治体に対し、全世代で歯科健診を受けれる様に財政上の措置を講じる事を努力義務としました。
これが実現すれば、必ず健康寿命は延びるので、本当に良いことです。
現状はどうでしょうか。
歯科健診が義務付けられているのは、1歳半、3歳と小中学生などに限られています。
全国の7割の自治体が40~70歳で10年ごとに歯科疾患検診を行っています。
しかし、これは義務ではないので、受診率は約5%にとどまっています。
以前のブログにアップロードしていますが、歯周疾患はサイレントディジーズ(静かに進行する病気)なのです。
痛みや症状が無くても病気は進行しているのです。歯槽骨が溶けて無くなると歯がグラグラしてきます。そこで初めて気がつくのです。
その時点では、遅いのです。それを未然に防ぐ方法はただ1つです。
歯周病治療に力を入れて歯科医院での定期的な健診、受診なのです。
後悔する前に、健康寿命を延ばしましょう。