包括的歯科治療により長年の患者さんの悩みを解決した1症例。審美歯科治療、歯周病治療、エステティック治療法を主体としたリコンストラクション

入間市で歯周病治療に力を入れている水村歯科医院です。

今回の症例は審美的問題を主訴としていました。

子供の頃から、前歯の歯並びが気になり思春期からコンプレックスで、意を決して入間市の私のクリニックに来られた患者さんです。

前歯の生えるスペースの欠如によって歯並びが悪くなっています。

スペース(3本の歯の幅)は変える事は物理的に不可能な事ですから、3本の歯の幅を小さくしバランス良く合わせることにしました。それと同時に根の位置を変える事(飛び出た歯の位置を舌側に移動出来ない)は出来ません。言い換えれば、今の根元を変えずにその位置から被せ物を作らなければなりません。

どこまで患者さんの満足を得られるか心配でしたが、患者さんの思いが伝わってきたのでお手伝いさせて頂く事にしました。

私のクリニックでは、言葉で綺麗に出来ますと言っても患者さんには伝わらない事は十分に自覚しています。

なぜかと言うと、エステティック審美歯科治療は客観性よりも患者さんの主観性が重要だからです。私が綺麗だと感じても患者さんが不満では意味がないからです。

従って最終的に出来上がる被せ物に近い仮の歯を模型上で見せ、そして実際に仮歯を作りそれを入れて帰ってもらいます。

そうする事により、次回来院時にその仮歯の不満な点などを聞く事で、患者さんの希望に合った物が出来上がるのです。

今回も難症例の1つでしたが、患者さんの長期間にわたる悩みを解決し満足が得られる事が出来ました。

写真は先程述べたように、術前術後と出来上がりを想定した仮歯の模型です。

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